1984-11-28 第101回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号
さて、私はこの機会に、依然冷えた状態にあります日ソ関係でございますが、本年に入り故アンドロポフ書記長葬儀の際に行われた外相会談を初めとして、政府、民間を含めた日ソ間の対話の機会が数多く持たれてきたと思うのであります。
さて、私はこの機会に、依然冷えた状態にあります日ソ関係でございますが、本年に入り故アンドロポフ書記長葬儀の際に行われた外相会談を初めとして、政府、民間を含めた日ソ間の対話の機会が数多く持たれてきたと思うのであります。
政府としては、日ソ関係が厳しい状況にあればあるだけに対話を閉ざしてはならない、こういうことで本年二月、アンドロポフ書記長葬儀の際、私は出席いたしまして、グロムイコ外相ともお目にかかりまして、とにかくいろいろ対立はあるけれども対話は続けていこう、こういうことで、厳しい中でも対話はやはり続いておるという現状でございます。
○政府委員(山田中正君) 本年初頭からの動きを見ますと、一月十七日から三月十六日まで第一会期が行われました欧州軍縮会議及びその機会に行われました米ソ外相会談、また故アンドロポフ書記長葬儀の際のプッシュ米副大統領とチェルネンコ・ソ連新書記長との間の会談、さらには三月十六日からのウィーンにおける中欧相互均衡兵力削減交渉の再開など、東西間の対話の動きを見ることはできますものの、昨年末に中断あるいは無期休会
我が国としても、先般の私の訪米等を通じまして、ソ連との対話を重視するとの米国の姿勢を支持するとともに、ソ連の新政権に対しても、故アンドロポフ書記長葬儀参列のため私が訪ソした際、対話の重要性を強調し、軍縮、緊張緩和のため努力するよう期待を表明したところであります。